ICPC 2026 国内予選 参加記 (polyrhythm yuma220284視点)

はじめに

ICPC2026国内予選に京大チームpolyrhythm(TKTYI, HoyHoyCharhang, yuma220284)として出場し、全体4位という結果で予選通過しました。

去年DaiMongeとして出場した時の参加記はこちら↓

yuma220284.hatenablog.com

チームメンバー

・TKTYI(B4,2817)

元THSのT担当。Highestは2951で、現役京大勢の中で最強。オールラウンダー。

・HoyHoyCharhang(M1,2055)

元THSのH担当。ラストイヤー。

・yuma220284(M1,2827)

先週赤になった。ラストイヤーではない。

模擬国内

8完で全体6位、参加者4位。

1時間くらいでFまで通っていて、HoyHoyCharhangがGを解けたと主張。僕とTKTYIでHを解くことにした。k=0の場合は簡単だが、k=1の場合の条件を得るのに時間がかかった。

GがTLEしたのでTKTYIにHを書かせて自分がGの高速化に合流。落ち着くと二分探索を工夫することで各クエリO(1)になることが分かるのでそれを伝えた。

Hが自作のサンプルと合わないらしいのでデバッグに参加するが、サンプルの方が間違っていてコードは合っていた。

Gもバグっていたが、終了6分前に修正に成功してなんとかAC。

上にはPCT, Nachia, simasimaが居て割と下馬評通り。本番ではどこかには勝ちたいなあとか思っていた。

本番

今までは全ての環境構築をTKOさんにまかせっきりだったので、今回初めて環境構築をやることに。サンプルのパスが"Downloads"じゃなくて"ダウンロード"(日本語)だったりして手間取ったが、自動サンプルチェックを組むことに成功しQoL爆上がり。

A~C 問題文が届くまでは3人で同じ問題を読んで丁寧に実装をする戦略にした。自分がリハーサルのファイルを整理した時にテンプレを消してしまったせいで結局白紙から書くことに(無能)。ちゃんとノーペナで突破。(0:15)

自分がDを担当している間、HoyHoyCharhangがE、TKTYIがGを読んでいたと思う。a_1が登場する直後で数列を分割することで綺麗な群数列になるので丁寧に実装することで解ける。こういう問題はバグりやすいので、丁寧にa_1=3の場合の先頭18項をみてから提出。AC。(0:30)

Fをみるとやればできることが分かる。Eがかなり通されているが、考察が上手くいっていないっぽいので自分が合流。その間にTKTYIがGをFA。(0:46)

流石に貪欲だろという気持ちになると解けたためEを巻き取ってAC。(0:59)

その流れでFも実装。こういうのは障害物の角の座標の±1までみて座圧してしまえば、後はダイクストラやるだけになる。クエリの点の近傍の検索を丁寧にやらなければならないが、テストケースが強かったのでペナを出さずに修正してAC。(1:33)

TKTYIがHを、HoyHoyCharhangがJを(実装が苦しいが)解けたと主張していたので、自分はIを担当。とりあえず全てを最高速度にしてからコストを減らしていくことにすると、自然とCartesianTreeの構造が出てくる。さらに貪欲が可能な形になっているので、あとは二分探索で解けることを確信。このあたりでTKTYIがHをAC。(1:48)

JはHalfplaneIntersectionで解けるらしいが、僕がライブラリを持ち込んでなかったので紙を見ながら実装してもらうことに。その間にIの考察をTKTYIに共有して正当性を確認してもらった。実装が面倒だったのでかなり渋っていたが、TKTYIも実装したくなさそうだったので自分が実装することに。CartesianTree構築パートだけTKTYIにやってもらって、二分探索パートを自分が実装した。サンプルをみるとそれらしい値は出てくるが微妙に違う値になっていることに気づき、誤読が発覚。設定できる速度が非負整数ではなく非負実数だと思ってしまっていた。基本的な解き方は変わらないが、x^2=aではなくx(x+1)=aを解かないといけなくなったり、タイブレークを気にする必要が出てきたり散々だった。このあたりの修正で自分の頭が破壊されたので、この後はTKTYIから伝えられたものをそのまま実装するマシンになった。2ペナの末、なぜか通って神だった。(2:51)

流石にJは間に合わないので順位表観戦。上3チームは結局模擬国内と同じ。

Informatical_KU_B-flowが8完で10位以内入っていて凄かったが、bogosortが24位になっていてかなり焦った。

結果・感想

ICPC Replay

A解くの遅すぎるな。

4年連続10傑達成ということで、十分満足な結果にはなった。企業賞は去年と同じ。エムシーディースリーさんありがとうシリーズ。

立ち回りも上手くいったので、この調子で洗練していけば横浜では優勝争いに入っていけるんじゃないかと思う。

布教

www.youtube.com

3:5 polyrhythm

この拍子に合わせて足場が出てくる↓

AtCoder赤になりました

はじめに

2026年6月28日に開催された ARC223 にて16位を取り、赤コーダーになりました。

↓橙になった時の記事

yuma220284.hatenablog.com

自己紹介

Twitterをやっています。(https://x.com/yuma220284)

京都大学大学院理学研究科M1で幾何(代数トポロジー)専攻です。

中学3年の2月に競技プログラミングをはじめ、8年目になります。

 

統計情報

初参加(2019/2/3)から7年5か月取り組み、Rated参加回数は85回でした。

黄色になるまでに10ヶ月、黄色の期間が5年4ヶ月(復帰後8か月)、橙色の期間が1年4ヶ月という感じです。

橙になってからのコンテスト成績表は次のようになっています。

コンテスト成績表

~2800Rated ARCの勝率が高く、AGCの勝率が低いという感じ。

かなり早く解くタイプで、完数勝負ではなく速度とペナ数で差をつける立ち回りだと思います。

AtCoder Problems

橙になってからあまりAtCoderの問題を解いた覚えが無かったんですが、1000問増えていて驚き。

Project Euler

ここ1年程ProjectEulerに没頭しており、現在709/1004問解いています。1年で600問通しました。新しいアルゴリズムを勉強するには向いていませんが、式変形とランチェの練習としては完璧であり、現在のARCの傾向とはかなり合致しているのではないかと思います。

赤になるまでにやったこと

ICPC

引き続きICPCには出ています。橙の期間の大半はDaiMonge(TKO+KumaTachiRen+yuma220284)というチームで出ていました。UCupにはほぼ毎週出ていたため、そこで実装力が上がったように感じます。

WFはチームbogosortに負けて出られなかったんですが、今年はチームpolyrhythm(TKTYI+yuma220284+HoyHoyCharhang)としてリベンジするつもりです。

ProjectEuler

今年はほぼこれです。TKOさんとKumaTachiRenさんがやっていたので始めました。前100問が苦行だったのであまりいいイメージはありませんでしたが、後ろの問題はかなり面白いので普通に没頭してしまいました。

Celeste

今やっている唯一のゲーム。

9か月前にFarewell Golden(9面のノーデスクリア。割とすごい)を達成し、そこからノーデスクリアにハマる。

www.twitch.tv

まあまあやりこんでますが、自分より遥かにCelesteが上手い競技プログラマーが何人か居る。(niuezさんとかだれさんとか)

アイコン変更

6年近く使わせてもらっていためるアイコンから、新しいアイコンに変えました。

昔(高校時代とか)から知ってくださっている方には旧アイコンの方が馴染みがあると思います。

左:旧アイコン 右:新アイコン

赤になるのに必要そうなこと

あまり参考にならないかもしれませんが一応。

ARC埋めをする

それはそう。ABC埋めはあまり寄与しないと思います。

AGCは勝ててないので分かりません。

チーム戦をやる

難しめの問題に強制的に取り組むことになるのでオススメです。

チームメイトから得る知見もかなりあります。(実装と考察の両方の面で)

ランチェを書く

最近のARCは割と場合分けゲーが赤パフォ・橙パフォのボーダーに置かれがちです。順位表を見てペナが多そうなら、何も考えずとりあえずランチェを書いた方がトータル得な気がします。(順位表から得られる情報は多いので、早く解いてペナ多めより遅く解いてペナ少なめの方が得)

アルゴリズム・データ構造まわり

過去のARCで要求されたものだけ勉強しておけばなんとかなります。ABC-Gレベルはそんなに要求されなさそう。

感想

ただただ嬉しいです。正直まだ実感はないです。

偶然にも同期のsoryuusi0219と同時に入赤を決めることになりました。地力は彼の方が数倍強いので、なんとか食らいついたという感覚です(AGCが開かれなかったのは大きそう)。暫くライバルのまま居てほしいので今年はチームを組んでいないんですが、思ったより強くなりすぎていて割とピンチ。(今年うちのチームが勝てば来年はラストイヤーの赤3人チームなんですが、果たしてどうなることか)

これまで僕とチームを組んで下さった方には感謝してもしきれません。特に、naniwazuさんにチームを誘ってもらわなければ、競技プログラミングを再開することはなかったと思います。

とりあえずこれからはICPCの精進に注力し、WFでメダルを獲ることを目標に頑張ろうと思います。

布教

youtu.be

ICPC 2026 Asia Pacific Championship 参加記 (DaiMonge yuma220284視点)

京大チーム DaiMonge として ICPC Asia Pacific Championship に参加しました。

今年は台湾の桃園開催。近くてありがたい。

↓Yokohamaの参加記↓

yuma220284.hatenablog.com

↓国内予選の参加記↓

yuma220284.hatenablog.com

Day1

朝5時半くらいに起き、早朝の便で台湾へ。空港から地下鉄で20分ほどの場所に会場があるため、今回は移動がかなり楽。野生のucupを発見するなどした。

会場

左のロゴは桃園市の公式ロゴらしい。ICPCに合いすぎている。

レジを済ませた後はいつも通り企業ブース巡り。今回はクレーンゲームが置いてあったりタピオカが配られたりしていた。

JaneStreetのパズルの中には、数年前話題になっていた非周期モノタイルが置いてあった。サイズが微妙にずれており、ちゃんとはハマっていない。

夜はホテルの近くのショッピングモールに行き、地下のフードコートで食べることに。フードコートには韓国料理や中華料理の店があったが、自分はマクドナルドに行った。

日本では見たことがないメニューがあったためそれを頼んでみたが、現金決済が出来ず1TWD足りなかったため、5TWD安いメニューで妥協。とはいえ味はかなりよかった。アンガスビーフが入っているらしい?あとコーラがバカでかい。

ホテルはめちゃくちゃ広いし綺麗で、満足度がかなり高い。今まで出た海外大会の中で一番快適だったと思う。

Day2

今回のオープニングセレモニーでは打楽器奏者*6のグループによる演奏が行われた。Shattersongだなあと思いながら聴いていた。

その後のリハーサルでは去年のHとLが出ていたのでそれを書いた。リハーサル後は夜のJaneStreetパーティーまでまた企業ブース巡りの時間があり、タピオカを飲んだりジェラートを食べたりした。

Strawberry と Passionfruit

ここで飲んだタピオカが意外と重くて、その後のJaneStreetパーティーのビュッフェはそこまで食べられなかった。

上の白いサンドイッチが、ありえないくらい美味しい

Day3

コンテスト当日。下馬評同校1位でありチームメイトが両方ラストイヤーなので今までのplayoffよりはるかに緊張していたと思う。

コンテスト

前の方から見たが、サクッと解けそうな問題が無かった。順位表を見るとKが通されていたが、TKOさんが悩んでいたので巻き取ってAC。(0:23)

その後Hを見ると、鏡像に点を映す操作だったので差分の2倍のgcdを取るだけだと分かり実装。gcd=0で1ペナ、配列外参照で1ペナ(!?) (0:35)

直後にKumaさんがJをAC。自分は他チームが通していたCを見て、やることをすぐに理解。実装は簡単なので通す。(1:06)

TKOさんがE、KumaさんがFを取り組んでいる間に自分はBを解くことに。正直根に接続する辺を切るような最適解があるはずだと思いエスパーするが、木DPのマージとしてありえそうな方法がいくつかあったのでランチェを書くことにした。ランチェは難しそうに見えるが、実際には葉のbitDPをするだけなのでそこまで時間がかからない。とはいえPCがあまり空いていないので、手元でいろんなケースを試しながら嘘マージを地道に消し続けていた。KumaさんがなんとIを通し、TKOさんもDでかなり苦しそうだったのでPCを借りて実装。結局ランチェを書いたが、Guchoku()==Solve()とすべきところをSolve()==Solve()としていたのであまり意味はなかった。運だけでAC。(3:47)

この時点で8完7位。D以外にはACが出ておらず、あとは時間内にDを通せばペナ的にもほぼ間違いなく同校1位という盤面。DもSTTで出来ることはかなり早い段階で分かっており、あとは本当に実装を合わせるだけだった。しかし、STTはライブラリを準備していなかったのでTKOさんの気合のソラ書き。マージ過程はあっているらしいが、モノイドがバグっていて全然答えが合わない。自分が何もできないまま残りの1時間が終わってしまった。

コンテスト後

bogosortは4:43の時点でDにもIにも提出をしており、残った時間で他の問題にも全提出していた。9完していることは聞かなくてもわかる。頭が真っ白になった。橙にもなって、1時間この問題が解けずに負けた。soryuusi(bogosortのメンバー)はDもIも通していた。個人の力の差で完全に負けた。YesNoは他チームに抜かされていくだけの単調なものだった。(優勝争いは面白かった)

木クエリが苦手分野であることは分かっていたが、結局コンテスト本番までに修正することが出来なかった。自分がWFに相応しくないというのも理解できる。ただ、チームとしての実力は確かにあったはずで、大一番でそれを失ってしまったのがとても悔しい。チームメイトにはWFに行ってほしかった。

結果

謎のルール変更により同校2位なのにメダルが貰えた。これ去年や二年前もあったらよかったのになあ。まあでもメダルが貰えること自体は素直に嬉しい。

閉式後

桃園市が主催している Lantern Festival なるものに招待されたため、なんとなく行くことに。

雰囲気は日本の祭りと同じような感じで、屋台が並んでいたりイルミネーションがあったりした。初日のマクドで現金が枯れていたので特に何も買わなかった。

Day4

エクスカーション。午前中に石門水庫というダムに行き、午後に大渓老街という旧市街の観光地に行くというスケジュールだった。同じ市内にある場所なので、ベトナムのときのように異常早起きが要求されたりしないのはありがたい。

石門水庫は本当にめちゃくちゃ広いだけのダムだった。僕はダムに行ったことが無かったので新鮮だった。

広すぎて篠澤広になった

広すぎて二階堂ヒロになった

大渓老街の雰囲気は少し嵐山に似ていた。月光餅というのが美味しいらしいので、(現金がないので)コーチに買ってもらって食べた。かなり美味しかった。

夜は日本勢で夜市に行く話が上がったりしていたが、僕とKumaさん(とTHSとbogosort)は疲れすぎて初日と同じショッピングモールで食べることにした。丸亀製麺の台湾限定メニューである豚骨うどんを食べた。ラーメンとうどんのいいとこどりでめちゃくちゃ美味しかった。

ホテルに帰った後はKumaさんと就職の話をしたり競プロの昔話をしたりしていた。ここでなんと衝撃の事実が発覚。僕とKumaさんとTKOさんはほぼ同時期に競プロを始めていたらしい。僕とTKOさんはABC117が初参加、KumaさんはABC118が初参加とのこと。もう7年も経つのかと思いながら順位表を眺めていると1位がkyuridenamidaさんで、とても懐かしさを感じた。

Day5

帰国の日。空港で買ったパンが美味しかった。

自分は実家暮らしなので他の京大勢とは帰るルートが異なり、今回も1人ではるかに乗って帰ることに。いろいろ考えながら解散を実感していた。

感想

負けてしまったが、自分にだけはまだ2回チャンスが残っている。だからこそ今回結果を出さなければいけなかったが、叶わなかったものは仕方がない。今回の結果は今まで出てきたコンテストと比べ物にならないくらい得られるものがあった。来年には1人でDaiMongeがやれるくらい個人として強くなり、WFでメダルが取れるくらいの実力をつけたい。チームももうほぼ決まっていて、THSの一員としてbogosortと勝負をすることになると思う。精進。

余談

アイコンが変わりました。めるアイコンになってからかれこれ6年以上経つので慣れないかと思いますが今後ともよろしくお願いします。

旧アイコン

 

新アイコン

布教

www.youtube.com

神アニメです。観てください。

ICPC 2025 Yokohama Regional 参加記 (DaiMonge yuma220284視点)

書くの忘れてました(2026/3/10)

はじめに

ICPC 2025 Yokohama Regional に DaiMonge として出場し、9完3位でした。

順位表

↓国内予選の参加記はこちら↓

yuma220284.hatenablog.com

 

↓チームメイトの参加記はこちら↓

tk0-math.hatenablog.com

kumatachiren.hatenablog.com

 

Day1

会場集合のつもりで先にマクドを食べていた。TKOさんとKumaさんは他の店でご飯を食べたらしい。

会場に着くと、なんと他大から出場していた高校時代の友達と遭遇。高校では競プロをやっているのがほぼ自分しかいなかったので、ICPCで久々に会えたことに感動した。

リハーサルは1位で、暇すぎたのでKumaさんが他チームのチーム紹介AAにあるコードを実装していた。

午後は東大勢と合同で中華を食べに行った。

夜はProjectEulerの新規問題を解くことに。なんとTKOさんがFA。人がGold Medalを取る瞬間を観測できてラッキーだった。(なお、執筆時点では大型アプデによりGold Medalは消滅している。そんな...)

Day2

Dが自明なので通す(0:10)

前半の問題で解けそうなCを考える。いろんな貪欲が思いつくが、変な実装しか思いつかなくて苦しむ。(tupleをpriqueに載せてた気がする) E,H,Jもそれなりに燃えていて、3人が交互にちょっとずつ修正をしてはバグるということを繰り返していた。結局Kumaさんに助けてもらって3ペナでAC。この時点でコンテストの半分が終わっていてまずい。(2:27)

KumaさんがAの実装をしている間にTKOさんとIの考察をすることに。不偏ゲームを解いたことがなかったため、TKOさんがsurreal numberという(コンテスト当時は)謎の概念を使って問題を解いているのを適当に相槌しながらアシストしていた。(ケースに対して手動で勝敗判定をするなど) 結局コーナーケースの考慮が漏れていて1ペナしつつAC。(2:59)

TKOさんがIの実装をしている間に自分はGを考えていた。特徴づけはすぐにわかったが、数え上げパートをFPSでやったら式変形がバグってしまった。Iの実装を終えたTKOさんにやりたいことを伝えたら通してくれた。(4:04)

KumaさんがL(幾何)を解けたと主張していたので、それが通るのを祈りつつTKOさんとBの考察をしたが、一切良い案が生えず終了。Lは一発で通った。Kumaさんありがとう...(4:41)

コンテスト後

他の提出状況的に3~7位のいずれかということになっていましたが、ペナが付きすぎているので良くて5位とかだと思っていた。しかし実際にはLが全然解かれておらず、3位で銅メダル獲得ということに。

懇親会では合成音声オタクの人たちと会うなどした

 

感想

9割9分チームメイトのおかげではあるが、横浜でメダルを取るのは目標の一つだったので達成できて良かった。

中盤下手すぎなので要精進。

playoffの結果が出た後だとあんまり書くことないな ちゃんと書いておけばよかった...

布教

youtu.be

懇親会が終わったタイミングでMVが投稿されていた。ありがとう...

ICPC 2025 Seoul Regional 参加記 (DaiMonge yuma220284視点)

はじめに

ICPC 2025 Seoul Regional に京大チーム DaiMonge(KumaTachiRen, TKO, yuma220284)として参加し、10完4位でした。

順位表

↓チームメイトの参加記はこちら↓

tk0-math.hatenablog.com

kumatachiren.hatenablog.com

コンテスト前

今年はなんと釜山開催なので、かなり近い。チームメイトもラストイヤーだし、同校チームも強いので、Playoff/WF確率を上げるためにも参加することにした。

ホテルと飛行機を取ったのはかなり直前(2週間前くらい)だったが、合計1人5万とまあまあ安く済んでラッキー。

Day 0

4ヶ月前に予約していた足立レイぬいが届いた。韓国に連れていくことに。

Day 1(11/20)

朝9時くらいに家を出た。特急はるかのチケットをネット予約していたが、なぜか発券できなかった。結局払い戻しして車内で購入。

飛行機に乗ってしまえば1時間20分とかで着くので、上昇して下降したら終了。京都-関西空港間より近くてありがたい。

Busan is good

夜はHuaweiの方に招待してもらった食事会に行き、終わりの英語の披露と引き換えにおいしいご飯を食べた。(8月がAugustであることを度忘れするなど(Octoberじゃない方だなあということしか思い出せなかった))

ホテルはなんと会場と隣接しており、しかも最上階-1の広い4人部屋だった。バスタオルがフェイスタオルサイズであること以外は非の打ちどころがなく、なんで安く取れたのかかなり謎だった。

Day 2(11/21)

朝はコンビニの謎おにぎりを食べた。電子レンジで温めるのがデフォらしい。

昼は近くにあったロッテ百貨店+新世界百貨店をうろうろ。いろいろ見て回った末に冷麺の店に入った。

新世界百貨店

冷麺

なんかでかいハサミがあり、何に使うのか分からずもやしとかを切っていたら、隣の席のお兄さんが使い方を教えてくれた。(冷麺の山を真っ二つにするのに使うらしい。) おいしかった。

14:30くらいに参加登録を済ませる。席には大量の参加賞が置いてありハッピーに。

Practiceはバチャでやったことのある問題が出ていた。自分は2000^2*4^4を定数倍高速化する最悪の問題を担当し、結局通せなかった。

明日使うものを袋に収納し、この日のやることは終了。

夜は Hyperbolic さんに誘っていただき、韓国チームの人たちと焼肉に。ICPC事情とかを色々話した。韓国チームの方々の日本語が上手すぎて感動。サムギョプサルは店員さんが目の前で全部切ったり焼いたりしてくれていた。めちゃくちゃ美味しかった。

サムギョプサル

ホテルに着くとすでにニコニコ動画で無色透名祭(匿名ボカロ投稿祭)が行われていたので、無限視聴を開始。徹夜したい気持ちを抑えつつ0時に就寝。

site.nicovideo.jp

Day 3(11/22)

朝はコンビニでパンを購入。

座席は一番前となっており、目の前には大量の風船が椅子に括りつけられていた。椅子に対応する問題番号が書かれていたので微妙に風船数メタが効く。

コンテスト本番

前から問題を見る。Aはそもそも問題文が5ページあるインタラクティブで明らかにヤバそう。Bもクエリの与えられ方が変すぎるのでパス。Cは可能そうだが、グリッドグラフの問題は添え字周りがややこしいので一旦飛ばす。そうこうしている間にチームメイトがM(18), L(23), G(29) を通してくれたので、次に解かれていたDを解く。なんかヤバいナップザックに帰着されたが、こういう時は流石に貪欲が出来るのでOK。D(50)を通す。

Cに戻ると、普通に双対グラフを考えたら終了の問題だということに気づいた。しかし、添え字をバグらせまくってグダる。プリントデバッグしている間にtkoさんがK(94,FA)を通し、kumaさんがE(119)を通してくれていた。typoを消してようやくC(122+1)を通す。その後tkoさんが実装問のI(139+1)を通す。

ここでかなり難易度の崖があり、順位表が硬直。比較的可能そうな数え上げのHを見ると、普通に sum_k (nCk)^3 を計算するだけの問題であることがすぐわかり、tkoさんに任意mod畳み込みの実装を要求した。要らない部分を削ぎ落としながら写経してくれていたので、ライブラリの作者は凄いなあと思っていた。なぜか90分前くらいに凍結されていたがH(225) AC。

この間kumaさんがFの考察を進めてくれていたが、自分が解けるようなタイプの問題ではなかったので祈りながら他の問題を見ることに。Aは壁に到達できればまあ可能ではあるということは分かるが、他のチームも流石に通せないだろう実装量だと確信。BはそもそもQ=1のやり方がよくわからなかった。結局Jをtkoさんと2人で考察することにしたが、あまり進捗が得られなかった。このあたりでkumaさんがFの実装を一旦完了したが、サンプルが合わないので全員でバグ取りを開始。3つほど指摘したら手元で準備したケースが全て通ったので、TLがヤバいらしいがいったん提出。通すの厳しいだろうなあと思いながらトイレに行ったが、帰ってきたときにはACしていた。ありがたすぎる。ということでF(290) AC。

もうできることがないので、残りの時間は配られた昼食を食べて終了。

コンテスト後

playoff圏内はほぼ確定、優勝も一応無くはないという感じだった。

待機部屋に戻ると、全員に参加賞のメダルが配られていた。

tech talkは全部韓国語なのでほとんど分からなかったが、日本と比べて明らかにAIとかクオンツコンサル系の企業が多かった。

YesNoで結局AMATSUKAZEに勝ち越されていて残念だったが、企業賞が同じでラッキーだった。しかし1位とも同完で、ペナも捲れなくはない差だったので、自分がCバグらせてなかったら優勝もありえたなあと反省。

夕食は他の日本勢と新世界百貨店の地下のフードコードで食べることに。メニューに英語が書いてあった店で釜飯を購入。

釜飯

チームメイトがお土産を買いに行っている間に閉館時間となったので、2人分の鞄を持って外で待機していたが、全然出てこないので何があったのかと思ったら遭難していたらしい。(参加記情報)

Day 4(11/23)

せっかくなので地下鉄で空港まで向かうことにした。初日に購入したWOW PASSとかいう謎カードは結局使えなかったので現金で切符を購入。QRコード式だったりコイン式だったりした。

モノレールの切符

昼は空港のフードコートで食べ、その後お土産購入も済ませた。チェックインに無限人並んでおり焦ったが、飛行機も遅れていたのでなんとかなった。

飛行機に乗っている間にCelesteという2Dアクションゲームで超高難易度ステージ3時間ノーミスクリアという本当にヤバい実績が達成されており涙(見たかった...)

youtu.be

あとJakarta Regionalでstd_absが無双していた。

帰宅し参加賞や企業賞を見ると、かなり良い物がたくさん入っていた。

まとめ

優勝こそできなかったが、まあ悪くない結果だったと思う。Playoff圏内に入ったので、Yokohamaでは優勝狙いということになる。

布教

youtu.be

↑無色透名祭で投稿された曲です。

ICPC 2025 国内予選 参加記 (DaiMonge yuma220284視点)

はじめに

ICPC2025国内予選に京大チームDaiMonge(KumaTachiRen, TKO, yuma220284)として出場し、全体3位という結果で予選通過しました。

去年Red Phobiaとして出場した時の参加記はこちら↓

yuma220284.hatenablog.com

チームメンバー

  • KumaTachiRen(M1,2556)

今年新加入の橙コーダー。メイン言語はC#だが、C++の実装が自分より早い。初参加かつラストイヤー。

  • TKO(M1,2135)

Red Phobiaから引き続きチームメイト。LC全一。ラストイヤー。

  • yuma220284(B4,2555)

最近橙になった。

コンテスト前

今年はちゃんと模擬国内に出た。国内予選に参加するチームの中ではTHSに次いで2位と、かなり良い結果は出ていた。

コンテスト開始1時間前にTHSの人と Parallel Hit & Blow を遊んだ。運がよく10回で当てることが出来た。

コンテスト開始~全完

A~Cは基本的にTKOさんが解くことになっていたが、Cの読解で詰まっていたのでここだけ実装を担当した。全てのコーナーをKumaさんが指摘してくれた。(0:10)

Dは、どうやっても解けるが解き方によって実装量が変わるタイプの問題。まず、行の種類数が高々2であることを使って01列の問題に帰着するパートを僕が書いた。しかし、JS配列に慣れておらず実装が遅すぎたので、周期判定パートはTKOさんに書いてもらった。(0:27)

Dを書いている間にEの考察がまあまあ進んでいたので、僕はFを見ることにした。とりあえず操作をcyclic shiftに言い換えると、文字列のソートがかなり簡単にできそうだったのでとりあえずソートをして考えることにした。するとなんと解ける形の問題になっていたので終了。かなりラッキーだった気がする。EとFが通る。(0:59)

Fを書いている間にGの考察が終わっていたので僕はHを解くことになった。"( ("と") )"があれば何とでもなるなあという気持ちになる。"( ("や") )"を踏まずにvalidな括弧列になるためには'('と')'が交互に並んでいる必要があるので、同じ文字が並んでいるところで分割して考えることにした。(つまり、"( ) ( ( ) ( ) ( ( )"を"( ) (" + "( ) ( ) (" + "( )" にするということ。)あとは"( ("に到達できる'('と") )"に到達できる')'を列挙すると終了。考察が一直線で助かった。ARCが得意。GとHが通る。(1:38)

Hを実装している間にIの大胆予想が生えていた。あまり理解していないが、通ったのでコンテスト終了。(2:03)

全体を通して、Kumaさんが全ての実装ミスを指摘してくれてありがたかった。

全完後

3位と4位にアツい企業賞があるので、5位に落ちないようにお祈りしていた。THSとbogosortがそれぞれ7完で、変な詰まり方しているのかなあと心配していた。(2:13)

THSが8完した結果、171分までにノーペナで通されたら負けという感じになったので、「171分以降に通してくれ~」と応援していた。東科大もかなり激戦になっていて、どこが上がってくるのか予想しながら順位表を観ていた。(2:24)

bogosortがなんとIを通し8完。Fを修正していると思っていたので、思わず「そっち!?!?」と声を出してしまった。直後にFも通してbogosortが全完。さらにInformatical_KU_B-treeが8完し、THS敗退もあり得る盤面に。(2:34)

HAOU KAYAMAが8完し、ACORNとzer0shikiが全完したことで、AMATSUKAZE敗退もありえる盤面になり、一層順位表観戦がアツくなった。対THSのペナも完全に消費し、順位が確定したところで全力応援モードに。(2:51)

終了3分前になんとAMATSUKAZEが全完。直後にTHSも全完してなんと4位。TKTYIが地べたに突っ伏して喜んでいた。コンテスト終了。(3:00)

結果

ICPC Replay

今年はずっと上位を維持したまま最後まで行けたのでかなり理想的なムーブだった気がする。問題が例年よりかなり簡単でしたが、気持ちよく問題が解けたので個人的には満足。3年連続10傑ということで、どんなセットでも堅く立ち回るのが得意なことが証明されつつある。

そして、今年はなんと初企業賞!これが一番嬉しい。

布教

store.steampowered.com

世界一のゲームが、575円。7/12までです。

AtCoder橙になりました

はじめに

2025年3月31日に開催された AGC071 にて47位を取り、橙コーダーになりました。

自己紹介

京都大学理学部新4回生です。幾何専攻。

高校時代はJMOやJOIをやっていました。

統計情報

初参加(2019/2/3)から6年2ヶ月。Rated参加回数は64回でした。

4年くらいほとんどやっていない期間がありますが...

寄与グラフはこちら。直近の安定感が非常に高い。

AtCoder Graphs

解いた問題はこんな感じ。

Problemsの更新が止まっているので、実際には+30問くらいありそう。

AtCoder Problems

AOJ-ICPC

橙になるまでにしたこと

ICPCに参加(2023/7~)

TKO+naniwazu+yuma220284 で Red Phobia としてICPCに出場していました。

2023年時点で個人での競技プログラミングモチベは消えていましたが、ICPCがかなり楽しくて2024年7月あたりから特に真面目に競プロを再開しました。

2024年末くらいまでAOJ-ICPC下埋めを行った結果、実装力がかなり上がったように思います。

UCupで苦しい問題を苦しみながら解くのも良い経験だった気がします。

あと、ペナ率が大幅に下がりました。コーナーケースに気づく能力がかなり高くなっていそう。

チームメイトがLibrary Checker全一なので、ライブラリは全部そこから使っています。コーディングの思想はかなりTKOさんと近くなってきた気がする。

ARC埋め(2025/1~)

橙以上はDifficultyがそんなに意味をなしていない気がしたので、Diffを非表示にしてランダムに解いています。

解いているうちに、突然解ける問題の範囲が広がった感触を得ました。結局メンタルゲーかも。

おわりに

この調子で2600とか行きたい。

今年はICPC WFも手の届くところにあるので、悔いのない精進をしたいです。

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